関宿 【ゆったりと江戸時代へのタイムスリップ】

関宿とは三重県亀山市に存在する江戸時代から明治時代にかけて作られた東海道の宿場の総称です。

関宿には日本三大関所の一つである鈴鹿関が置かれたことにより、東海道五十三次の47番目の宿場町として参勤交代や、お伊勢参りに訪れる人々で、多い時には一日に一万人以上往来があってにぎわっていたそうです。

現在も当時建てられた200棟以上の伝統的な建物が残っており、1984年に国の重要伝統建築物群保全地区に、そして1986年には日本の道100選に選ばれました。

関宿は観光目的で作られた施設ではなく、今現在も人が暮らしている生きた街です。

昔ながらの風景の中に何気ない日常の空気が流れる、何ともゆったりとしたタイムスリップが楽しめるでしょう。

関宿の概要

関宿は三重県亀山市関町中町周辺に位置しており、最寄り駅のJR関西本線関駅から徒歩およそ10分名阪国道関インターチェンジから車で5分ほどの距離にあります。

観光用の無料駐車場が亀山市関町新所1974-1に存在しており、また0595-96-1215の亀山市役所観光振興室に電話すれば観光に関する質問を受け付けてくれます。

関宿には宿場町として栄えていたころの当時の生活や歴史を知る資料館から、古い建物を改装したカフェやレストラン、また未だに宿屋として営業している宿泊施設も存在しています。

次の項では関宿の代表的な観光スポットをいくつかご紹介しましょう。

関宿の主な観光スポット

続いて、関宿の主要な観光スポットをご紹介していきましょう。

関宿旅籠玉屋歴史資料館

亀山市の文化財に指定されている、江戸時代当時に「玉屋」という名前で旅籠を営んでいた貴重な建物を修復し、玉屋で使われていた道具類や食器などの歴史的資料や当時旅籠で働いていた人を模した人形などが展示されています。

さらに中庭や客室、蔵などの旅籠の設備などを見学することができ、当時の宿場での生活様式を生で感じることができます。

住所は亀山市関町中町444-1、電話番号は0595-96-0468、営業時間は9:00~16:30で休業日は年末年始と毎週月曜日になります。

入場料は大人300円小中高生200円です。

関まちなみ資料館

こちらの資料館も関宿旅籠玉屋歴史資料館と同じく市の文化財である建物を修復した資料館です。

関宿旅籠玉屋歴史資料館と違うところは、こちらでは宿場以外の当時暮らしていた一般人の生活様式、道具などを模型や実際に使われていたものを展示することで紹介しております。

また関宿における町並み保存事業による町並みの移り変わりを写真などを展示して紹介しています。

住所は亀山市関町中町482、電話番号は0595-96-2404です。

営業時間、休業日及び入場料は関宿旅籠玉屋歴史資料館と共通です。

百六里庭・眺関亭

百六里庭は関宿の街中にある小さな公園で関宿から江戸の距離が百六里あることからこの名前がつけられました。

公園内にはベンチやトイレがあるので、観光中にここで一息つくのも良いでしょう。

この公園には眺関亭という建物が併設されており、この建物の二階に上がれば関宿の街並みと鈴鹿山脈を一望することができます。

住所は亀山市関町中町327、電話番号は0595-96-1215です。

営業時間は8:00~17:00で営業日に関しては年中無休です。

入場料が無料なので気軽に訪れることができる所も魅力ですね。

まとめ

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ホントなら今日ここでひなまつり市が予定されてたんですよね。 仕方ないのかもですが色々自粛で寂しいですねぇ😭 . #関宿 #東海道のおひなさま #写真を撮るのが好きな人と繋がりたい #beautiful_kansai #instaphoto #instapic #instagramjapan #japan #icu_japan #bestphoto_japan #japan_daytime_view #art_of_japan_ #写真好きな人と繋がりたい #オリンパス #olympus #オリンパスユーザーと繋がりたい #マイクロフォーサーズ #m43 #omdem1markii #PEN-F #zuiko12100pro #zuiko8mmfisheye #laowa7_5mm #サントーを探せ 難易度100 ← 投稿したら画質落ち過ぎてて拡大してもこりゃわからんってレベルでこれボツですわ

A post shared by サントー(雑多) (@santo_310) on

近年各都道府県で街の再開発が進み、私たちの暮らしはどんどん便利になってきております。

しかしそれと同時に古き良き日本の風景が失われるのは少し切ない気分になってしまいますね。

皆さんも一度関宿に足を運び、古き良き日本の文化と牧歌的な人々が暮らす和やかな日常の空気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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